工場の暑さ対策「遮熱塗装」とは?

夏場、工場・倉庫内が猛烈な暑さになることはありませんか?
多くの工場・倉庫で採用されている屋根材「折板」・「波形スレート」は、夏場、太陽光を受けて表面温度が70℃以上にまで上昇します。建材自体の厚みも5mm前後と薄いため、簡単に熱が屋内に浸入し室内温度も上昇してしまうのです。その屋根材の温度上昇を抑えることができるのが遮熱塗装です。屋内への熱の侵入を防ぐとともに、空調も効きやすくなるため、職場環境の改善とエアコンの節電を同時に見込めます。

遮熱塗料の遮熱の仕組み

建築用遮熱塗料は、大きく2種類に分類できます。

① 遮熱顔料を使用した遮熱塗料
太陽光は波長の長さにより、紫外線・可視光線・近赤外線に大きく分けられますが、この中で直射日光により建材の温度を上昇させる(熱エネルギーとして吸収される)性質があるのが近赤外線です。遮熱顔料は、近赤外線領域の太陽光を効果的に反射する性質を持っています。
この遮熱顔料を塗料中に混合することにより塗装後に遮熱効果を発揮します。

② 中空ビーズを使用した遮熱塗料
中空ビーズと呼ばれる空気層を持つセラミックを塗料に混合し、塗膜に空気の層を作ることで、熱が伝わりにくくなり遮熱効果を発揮します。またセラミック自体にも太陽光を反射し熱を吸収しにくくする効果があり、より温度上昇の抑制効果を高めています。

遮熱塗装の注意点は、塗膜は経年劣化等見られず遮熱効果を保持していても、表面に汚れが付着すると汚れが熱を吸収するため、遮熱性能が落ちてしまうことです。
遮熱塗装で長期にわたり遮熱効果を得たい場合は、遮熱性と同時に汚れが付きにくい性質を持つ塗料を選ぶのが大切だと言えます。

遮熱塗料の実際の効果

遮熱塗料で工場・倉庫の温度上昇はどれくらい抑えられるのでしょうか。
実際の遮熱塗装の効果として、アステックペイントの「超低汚染リファイン500Si-IR」を例にご紹介させていただきます。

■超低汚染リファイン500Si-IRとは
 先ほどご紹介した遮熱塗料分類2種類の中でも「①遮熱顔料を使用した遮熱塗料」です。特殊遮熱無機顔料を塗料中に含んでおり、白色であれば太陽光の近赤外線領域を87%反射します。表面が汚れにくい超低汚染性の塗膜性質により、塗膜が汚れると遮熱効果が落ちるという遮熱塗料のデメリットをカバーしています。

遮熱効果①
茨城県の会社様で折板屋根での施工事例です。
■温度測定期間:2018年6月25日~7月13日
■測定箇所:屋根表面温度、天井裏温度(天井から2m下)
■7月3~6日に塗装工事を行ない、塗装前・塗装後の温度変化を比較

→屋根表面温度は20.1℃低下、天井裏温度は8.0℃低下

遮熱効果②
島根県の会社様で同じく折板屋根でのテスト施工の事例です。
■温度測定期間:2018年8月23日
■測定箇所:屋根表面温度、室内温度(屋根から1m下・外壁から30cm)
■折板屋根の半分に超低汚染リファインを塗装し、塗装面と未塗装面を同時に測定

→屋根表面温度は16.3℃低下、屋内温度は2.0℃低下

どちらの会社様の事例も、外気温約34℃の環境下で、屋根表面温度は50~60℃以上にまで上昇しますが、遮熱塗装で屋根温度上昇を抑えることにより、屋内温度をそれぞれ、8℃、2℃下げることに成功しています。

上記事例は、遮熱性・遮熱保持性データ資料集にてより詳しくご紹介しています。全6例を掲載しておりますのでぜひご覧ください。
>>資料ダウンロードはこちら

無料での遮熱テスト施工を承っております

アステックペイントでは、実際の遮熱効果を御社の工場でご確認いただける遮熱テスト施工を無料にて承っております。
・気になる他社メーカー様の塗料との比較も可能!
・専用の温度計とソフトで、施工前と施工部分の温度差を詳細グラフ化!
と、充実の内容でテストいただけますので、ぜひともこの機会にご検討ください。

最後に

今回は、遮熱塗料の遮熱の仕組みと実際の効果についてご紹介させていただきました。
アステックペイントでは、今回ご紹介させていただいた「汚れを防ぎ遮熱効果を保持する遮熱塗装」をはじめ、各種遮熱塗装を承っております。工場・倉庫の暑さ対策についてお困りごとがありましたら、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

■遮熱塗装以外の遮熱工法と、遮熱塗装を比較した【遮熱工法比較表】はこちら
■遮熱効果が長期に持続する【低汚染遮熱塗装】の遮熱性能のデータ資料はこちら
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